RAINBOWSになってほしい話


夏が終わった。今年は例年に増して多くの現場に足を運ぶDD気質を発揮した。が、1番は松村北斗さんの所属するSixTONESを観に行きたいと思った。ので、サマパラにいった話を書きます。なかなか前のことになるので、すぐに書かなかった事を後悔もしたのですが、覚えている範囲で何重にも重なった自分フィルターも込み、というかほぼ自分語りで、綴ってゆきます。ファイッッ

初見は、7/28の初日昼公演、まっさらな状態で見た感想は、「知らん曲が多いな」だった。わたしはカツンを通っていないタイプのおたくだった上、単独も行けていないのでそうした点で周囲との沸きどころの差を感じてしまった。逆にordinaryのイントロが流れた時には1人声をあげそうになってしまったのだけど同じような方が他にもちらほらいて安心した。(ordinaryはNEWSの錦戸亮さんの楽曲なのでそこのところよろしくお願いします)(面倒なオタク)

同じ日の夜公演も入って、なんとなくのイメージがついた。SixTONESがやろうとしていること、やりたいと思っていること。そして、昼夜通してみて、その時は共通ブロックと言われているところは明言されたわけではなかったけれど、ここなんだろうなという見当がついた。それはよくもわるくも、そう思った。

最後の一回はオーラス(仮)だった。色々あってもう行けないかなと思っていた時に本当にありがたいご縁があって、いくことができたのでどうにか全てを焼き付けようと思った。なんとなく、オーラスだから!と意識するグループと、いつもと変わらないパフォーマンスを見せるグループ、両方いると思うのだけど、SixTONESに関しては完全に前者という感じで、だからこそ楽しみだったし、実際に本当に楽しかった。1番大好きなオリジナル曲であり、グループとしても大切な曲であると思う、この星のHIKARIを大合唱できた時に、やっぱりいいなあと思った。そうしてわたしの中のストパラは本当に楽しい思い出として終わった。

オーラス(仮)から1週間後、11日に田中樹さんのブログが更新された。ストパラについても勿論書かれていて、そこには「やりたいこと」と「やらなければならないこと」への言及がなされていた。わたしは共通ブロックの事を思い返していた。ほとんどスト担をフォローしていないアカウントではあるけれど、人並みにエゴサはしているので、じゅりちゃんが引っかかったであろう賛否両論にもぶち当たった。ブログ更新後、SixTONESが全てやりたい事をできるようになること、それがデビューだ、やっぱりデビューを目指そう、という気持ちがスト担の中で改めて高まったように感じた。それはその通りで、そうであるべきで、じゅりちゃんの言葉に強さを感じた。だけど、どこか腑に落ちない自分がいた。やらなければならないこと=やりたくはないこと、に感じられてしまったからだ。何でもかんでも穿った見方しかできないオタクだと思われても仕方ないけど。
それはわたしがこの夏、ストだけをみていたわけではなかったからかもしれなかった。スノパラにも行かせていただける機会があり、そこでも同じように共通ブロックがあった。比較するものではないかもしれないが、スノパラは共通ブロックの境目が良い意味でわからなかったように思った。特にSnow DreamからのFamilyの流れは秀逸だった。このバラードへの流れは、予想がつくくらいで良かったんだと思う。

自担ありきのおたくだと思われるかもしれないが、正直わたしはこの夏で共通ブロックのパフォーマンスをする松村北斗さんが1番好きだったのだ。NON STOP!で手足をフルに使ってバレエの動きのようなしなやかなダンスをする松村北斗さんが好きだった。Power of Paradiseでメンバーと目を合わせて笑い合う松村北斗さんが好きだった。そういうものを少しでも否定されたような気がして辛かったのかもしれない。デビューしたら、そういうものがみられなくなってしまうと思ったのかもしれない。(ぽえむ)

他のグループと同じようにやったらつまらない、ストにはその気概をひしひしと感じる。勿論そうであってほしいと思う。その強みはこれからも持っていてほしいし、その向上心や斬新さがあればきっと多方面に見つかって、もっと上にいけると思う。だけど決められたものへのパフォーマンスの情熱に対する気持ちも是非切らさないでもらえたら嬉しいな、と思ったりする。いや、切らしてねーわ!何みてんだバァカ!!!って言われたら本当にすみません。思い違いでしたァアアア!!!!って頭打ち付けて土下座する勢いなんだけど。

だからこそ、グループの色やコンセプトを狭めないでほしいという気持ちもある。俺ららしさ、みたいなものはきっとあって、踊りが揃わない、個性がバラバラでMCに収拾がつかない、たまにルールを守らない…ってことでこの間はちょっとトラブったりもして。その線引きは正直、難しいと思う。賛否両論上等!みたいなスタンスでやってるところはあるから、余計に。ただ、いくらおたくの賛の声が大きくても一般的には否だったら、きっとこの先売れていくのは難しい。この夏を経て、あとはそこなのかな、と思った。

この間の動画。れいんぼ〜ず、ちょっと笑っちゃったけど、そりゃ、すと〜んずで良かったと思うけど、じゃあそうなったらどうしようか!ってすぐに笑いに変えたり、その先を見据えられるところがこのグループの良いところだと思うので。グループ名にしたらダサいかもしれないけど、気持ちとしてはれいんぼ〜ず、良いと思います。SixTONESの中で、色んなカラーを見たいと思うから。らしくない、ということはまだないと思うから。なので、全てを自分たちのものにしてやる、くらいの思いでやってくれたらもっといいグループになるんじゃないかなあと、勝手に思いました。

疲れたのでこの辺にします。
個人担からよくもこんなにG推しになってきたなと思うくらいには、こんな文章を連ねているわけです。それくらい、グループに期待を寄せて思うわけです。テッペンとろうぜ!なんて、思うわけです。明らかにスト担になってから公私ともに声も態度も大きくなった私だよ。担タレ。

なんだかんだで、今年も素敵な夏をありがとう!まもなく始まる秋もよろしくお願い申し上げます。ズドン。